内田篤人 : FOOTBALL WEEKLY

内田篤人

【14日の日本人選手@欧州】

■内田篤人(シャルケ/ドイツ)ELマッカビ・ハイファ戦フル出場。3−0勝利、首位通過。

【寺野典子コラム】内田篤人──初めての葛藤。

 11月20日の練習後に内田篤人の取材を行ったのだが、その途中、ある男性ファンが内田に声をかけた。もちろんドイツ語だ。少し考えてから内田が「ダンケ」と答えると男性は「チュース」と言って、去っていく。

「『昨日、試合頑張っていたね』って、言っていたのかな?」
 まだまだドイツ語が得意ではない内田が、ドイツ在住のスタッフに聞く。
「『君は昨日、試合に出ていたね』と言ってくれたよ」
「そう。じゃあ僕の返事、おかしくはなかったよね」と内田が笑う。
 前日のニュルンベルク戦で、リーグ戦6試合ぶりに先発出場していた内田を激励してくれたのだろうから、「ありがとう」で問題はないはずだ。

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【寺野典子コラム】内田篤人、新たな戦い(1)

 4カ月前の5月21日、ベルリンで、ドイツのフットボールシーズンの幕を下ろドイツカップ決勝戦が行われた。2部のデュイスブルグ対シャルケの一戦。スタジアムは両チームサポーターで埋まり、お祭りのようなムードがいつものリーグ戦とは異なる。開幕セレモニーのあと選手が入場するのは、マラソンゲート呼ばれるスタジアムのゴール裏付近。聞けばこの決勝戦のみの特別な演出という。ノイアーを筆頭に姿を見せたシャルケの選手の中に、内田篤人の姿はなかった。

「ゲルゼンキルヘンから試合の3日くらい前にベルリンへ来たとき、『お前はこのチームでも一番というほど試合に出てきた。その疲労が蓄積していることは理解しているが、パフォーマンスも低下している』って、監督から話があり、決勝戦の先発に外れた」

 リーグ戦の合間を縫うように実施される大会は、所属リーグのカテゴリーに関係なく対戦カードが組まれる1発勝負のトーナメント戦。5月4日のCL準決勝対マンチェスター戦で、大敗を喫したのを契機に内田のリーグ戦でのパフォーマンスは決して芳しいものではなく、チームもリーグ戦では連敗が続いていた。

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シャルケがドイツ杯優勝、内田ドイツで初タイトル

21日にベルリンのオリンピック・シュタディオンで行われたドイツカップ決勝で、シャルケ04がデュイスブルクを5−0で下し、5回目の優勝を決めた。

2部のチーム相手に、シャルケはドレクスラーの先制点を皮切り、フンテラールが2点、フラド、ヘヴェデスも追加点を入れ、守ってはGKノイアーがほとんど煩わされることなく完勝だった。内田篤人は終盤に途中出場し、ドイツ移籍後初のタイトルを手にした。

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マンU完勝、37歳ギグス輝く

26日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグで、マンチェスター・ユナイテッドはアウェイでシャルケに2−0と完勝。ウェンブリーで行われる決勝へ大きく前進した。

ユナイテッドは前半から流れるようなボールまわしから再三シャルケゴールに襲いかかるものの、ファーガソン監督も欲しがったシャルケの守護神ノイアーの好セーブの前にゴールを割ることはできなかった。

ハーフタイムまで持ちこたえたシャルケはなんとか後半から策を講じたかったが、一方的な流れは変わらず、67分についに試合は動いた。

シャルケのDFを抑え込んだルーニーからのスルーパスを受けたギグスがノイヤーの股間を通すシュートを決めて、ユナイテッドが先制。その2分後にはバレンシア、エルナンデスとつないでルーニーが追加点を入れ、試合を決定づけた。37歳148日のギグスはインザギの37歳86日の記録を抜いて、CL史上最年長のゴールスコアラーとなった。

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